小島商店の目利きとは

小島の目利きとは

小島の目利きを基準に納得のいくお肉でないと、仕入れを行いません。
尾花沢牛、特選松阪牛、近江牛を取り扱うようになったのには、
ストーリーがございます。
小島商店と生産者さん・牛さんとの出会いをご紹介致します

大切なのは
私たちと同じ牛さんへの思いを持つ
生産者の方と出会うこと

生産者の想いを伝える使命
(田舎の人は美味しい味を知っている)

生産者の方達は、その土地で長年培ってきた経験・歴史があります。
本当に美味しいお肉はどういうお肉なのか。本当に美味しいお肉を作るにはどう育てたらいいのか。
その答えを長年、常に考えられてきました。
私たち小島商店はその想いを伝えたい。
生産者の方達の想い・努力・牛さんへの気遣い。
その一つ一つを代弁してお伝えできるのは、卸として長年生産者の方と携わらせて頂いた小島商店だけだと思っております。
生産者の方達への感謝の想いも込めて、私たちは伝えていきます。

小島商店と生産者さん

生産者の方と牛さんについて語り合う

牛さんにこだわりがあるのは、もちろん小島商店だけではありません。
生産者の方達もプライドや想いをもって牛さんの飼育を行っております。
双方で長い時間を掛けてコミュニケーションを取ることで、牛さんへの想いを共有できます。
そしてそこから信頼関係が生まれ、
やがて生産者の方と小島商店での取引開始につながるのです。

小島商店は、牛さんだけを見ているわけではありません。
どんな人がどんな想いで牛さんを育てているのか。
その想いがお肉の美味しさに繋がると信じています。

生産者さんと牛さん

仔牛の時からの状態を確認する

小島商店の仕入れは、育った牛さんを選ぶのではなく、
もっともっと前からはじまることもあります。
それは仔牛さんの状態を確認することからのスタートです。

この仔牛さんは将来どんな牛さんに育つだろうか。
そんなことを考えながら、「体が大きいのか小さいのか」「足が長いのか短いのか」はたまた、「毛並みがどうなっているのか」「どんな血統の牛さんなのか」
目に見えるところから、見えないところまで細部にこだわり、
仔牛さんを観察します。
これは長年、仔牛さんや生産者さんとの信頼関係を築いてきた小島商店だからこそできる仕入れです。

小島印の霜降り和牛

血統について

消費者の方達が目にすることはほぼない血統。
○○牛とひとえに言っても、その牛はどのような血統を辿ってから生まれてきているかで、育ち方、霜の入り方が全く異なってきます。まるで競走馬のようですね。

小島商店のお肉の仕入れにはある逸話があります。
小島商店の実店舗で年末のイベントでの話です。
そのイベントに向けて目玉商品として、尾花沢牛、近江牛、松阪牛のブロック肉を店頭のショーケースに陳列しました。それを見たある店員が、
「並んでいるブロック肉が全部同じ顔に見えますね(霜の入り方など)」と言いました。
よくよく見ると確かに似ています。
そうして、その三つのブランドのブロック肉の血統書を確認すると、
元々は同じ種牛さんから生産されていることが分かりました。
なんと先祖が一緒だったのです。

いかに小島商店が一貫したお肉へのこだわりが詰まっているかが分かる逸話だと思います。
そんな小島商店さんが仕入れているお肉を是非体感しませんか。

小島商店の社長と牛さん

肥育期間について

肥育期間にも特徴があります。
それは長い期間をかけてじっくり育てているということです。
じっくり育てることでお肉の繊維にじわりじわりと霜が入り、
口にした時にはじゅわっと溶ろけるような口当たりになります。
この「長く育てる」ということは大変難しいことです。

人間で考えてみてるとその大変さが分かります。
人間もご飯をたくさん食べ続けると、体は大きくなっていきます。脂も乗ってきます。
と同時に、健康にも気を遣う必要が出てきます。
走ったり、筋トレをしたり、、、考えるだけでも大変そうですよね。

牛さんでも同じです。
いかに健康に育てられるか。その体調管理などもすべて生産者の方が行っております。
そういった生産者さんの一つ一つの気遣いが美味しいお肉への歩みなのです。